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アウトプットをする際に、自分の手元にとどめておくか、それとも他人の目に付くところに出した方がいいか、そんなことを考えてみました。

アウトプットは人の目に晒したほうがよいと考える理由

このブログについては、管理しきれない可能性があるためコメント欄は閉じています。

そのため記事についてのコメントを直接いただくことはできません。

その代わりといってはなんですが、ブログの更新情報はTwitterに流しています。

Twitterは瞬時に流れていくものですから、確実に人の目にとまるものではありませんが、それでもいくらかは反応をいただけるので、非常にありがたいと感じています。

また最近Twitterでのツイートについても、他の方からコメントなどをいただけることが少しずつですが増えてきました。

ときには勘違い・間違いもあり、それに対する指摘ということもありますが、そういうことも含めて人目に付くところにアウトプットして、フィードバックをもらうことは悪くないなと。

その理由としては、

  • 自分の考え方と異なるものの見方を知ることができる
  • 自分の勘違い・間違いに気付くことができる
  • 人に見られることを意識するため、整理してアウトプットしようと心がける

といったところかと。

特に組織で仕事をしていないと、人からフィードバックをもらう機会が極端に減りますので、こうしたフィードバックをもらう機会は重要です。

フィードバックをもらうために気をつけるべきことは?

とはいえ、何でもいいのでアウトプットしていれば、フィードバックをもらえるかというと、そんなことはありません。

フィードバックする側の立場からすれば、

  • そもそも自分が興味のある情報を提供してくれている
  • やりとりすれば自分にメリットのある情報がもらえるかもしれない
  • コメントなどしやすい雰囲気がある

など、自分にとってメリットがある、コメントしやすいなどの条件が揃わなければ、(よほど親切な方でなければ)わざわざフィードバックをしようとは思わないでしょう。

仮に善意でフィードバックをしてくれる方がいたとしても、そうした方の善意に頼っていては継続的なフィードバックは望めません。

一方で、フィードバックを期待する側からすれば、アウトプットしても批判ばかり返ってくるような環境では、気持ちが切れてしまいます。

そうなると、フィードバックをもらうためには、

  • 情報を提供する場が、建設的な意見をもらえる雰囲気かどうか見極める
  • 最初は、フィードバックを期待せず情報提供に徹する
  • 提供する状況は、できる限り誤りなく正確なものであるように気をつける
  • 自分が知っている内容については他の人に積極的にフィードバックしていく

という姿勢が必要です。

最初から「とにかく教えて」「なんか間違ってたら指摘して」といったスタンスで始めても、誰も相手にしてはくれないでしょう。

やはり何事もギブアンドテイクということは意識しておく必要があります。見返りが欲しければ、まず自分から出すことが重要です。

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アウトプットは最後は自分に返ってくる

ここまでアウトプットは人目に付くところにした方がよい理由やフィードバックをもらうために気をつけるべきことについて書きました。

アウトプットをする理由は人それぞれかもしれませんが、私はアウトプットすることで自分のスキルや知識などのレベルを上げたいと思っています。

その目的から考えると、一方的にアウトプットするだけでは不十分。

アウトプットする → フィードバックをもらう → さらに改善したアウトプットをする

といった好循環を作れれば、それは自分自身のアウトプットの改善につながります。

だから日々アウトプットするように心がけていますが、最近感じるのは、出せば出すほど自分に返ってくる、と。

なので、人目につくところで意見を言ったり、知っていることを書くのは気が引ける、と思っている方がいらっしゃいましたら、一度試してみてはいかがでしょうか。

ただ、始めてすぐに反応が返ってくるものではありません。少し時間がかかりますが、続けてみるとその効果は大きいですよ。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち、7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
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