みなさん、毎日どのくらい座って過ごしていますか?座っている時間を減らすために、スタンディングデスクを使ってみませんか。
目次
肩だけじゃなくて、実はお尻も凝るんです
昔から肩こりがひどく、調子が悪くなると整体に行ったりします。
首や肩が凝っていると思って整体に行くわけですが、以前整体の先生から言われて驚いたのは、
「加藤さん、お尻凝ってるね」
と言われたとき。
「えっ、お尻って凝るの?」と思いましたが、お尻も筋肉である以上、凝ることはあるわけです。
その原因として言われたのは、要するに「座りすぎ」だと。
最近では座りすぎは体によくないといった話も聞くようになり、肩こり・座り過ぎへの対策として何かしないとまずいなと感じていました。
そこで考えたのが、最近よく聞く「スタンディングデスク」。
立ちながら仕事をすることで、座りすぎを防ぐ等の効果を期待して、導入する企業も増えてきているとのこと。
そこでこのゴールデンウィーク中に、思い切って導入してみました。
スタンディングデスクってどんな感じなの?
今回導入したのは、机自体が昇降するタイプではなく、机の上に置いてモニターやキーボードなどを持ち上げるタイプのものです。
(この場合、スタンディングデスクではなく、ワークステーションという言い方をすることもあるようです。)
購入したのは、モニターアームで有名なエルゴトロンのこのモデル。
実はもう少し安い他社製のものを注文していたのですが、注文後電話があり、新型コロナウイルスの影響で、委託先の運送会社が15Kg以上の商品配送を当面受け付けられないと。
再開の見通しが立たないということで、急遽探して見つけたのがこのモデルでした。
では詳しく見ていきましょう。
デスクの重量
どのデスクを購入するか調べる中で気付きましたが、机の上に置くタイプのスタンディングデスクって、結構重量があります。
20Kgを越えるものも多いのですが、今回購入したものは15Kg程度です。
スタンディングデスクを置く机にもよりますが、机自体の耐荷重が40Kg程度ということが多いのではないかと思います。
「スタンディングデスクの重量+モニターの重量+その他諸々」の合計で判断する必要がありますが、重量のあるモニターを使っていたり、複数モニターを乗せるのであれば、選ぶ際にスタンディングデスク自体の重量にも配慮が必要です。
また、スタンディングデスク自体にも耐荷重の制限がありますので、何を乗せるか事前に検討した上で選択することをオススメします。
大きさ
スタンディングデスクを置く机として、120cm×70cmのものを使っていますが、
- スタンディングデスク
- ノートパソコン
- スキャナー
を置くとほぼいっぱいになります。
スタンディングデスクを降ろした状態で、手前にできるスペースは15cmほどしかありません。
(机が古いので、写真での机のキズや汚れは無視してください・・・)
そのため、「紙の資料を大量に参照しながら仕事している」という方には、あまりオススメできません。
ただ逆に、「紙を置く場所をなくすことで、ペーパーレスにせざるを得ない環境にする」という考え方もありますので、今後の仕事のやり方を考えてご検討いただければと。
デスクの昇降方法
デスクの右側にあるレバーを握ることで、昇降させることができます。
何もモノを置いていない状態では、デスクを上げるのはラクで、降ろすときに少し力がいると感じましたが、モニター等を置くとその重さの関係で、感覚的には逆になります。
ただ、思っていたほど力を掛ける必要はないかなという感想です。
なお、スタンディングデスクについては、昇降させるときに机部分が垂直に移動するタイプと、前後に移動するタイプのモノがあります。
どちらでも構わないかなと思っていましたが、実際に使ってみると垂直に昇降してくれる方が使いやすいのではないかと思います。
広さ
27インチモニターを置いた状態が、以下の写真です。
もう少し小型のモニターであれば、2枚置くことは可能ですが、27インチクラスになると、1枚が限度でしょう。
当初は27インチモニターとノートパソコンを並べようと目論んでいましたが、断念しました。
キーボードエリア
意外と盲点だったのがこれです。
もともと使っていたキーボードが結構大きかったため、置いてみると手首を置くスペースがほとんど確保できない。
しばらくこの状態で使っていたのですが、腱鞘炎になりそうな感じがしたため、とりあえず手元にあったコンパクトキーボードとテンキーに置き換え、コンパクトなキーボードレストを購入しました。
この点は、もう少し改善したいと思ってますので現在検討中です。
なお、私が購入検討した時点では5~6月に発売予定だったため対象から外しましたが、これだと現在使っているものとサイズもあまり変わらずに、キーボードの奥行きスペースも確保できそうなので(しかも値段も安い)、結構良さそうな気がします。
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立ちながら仕事するのも悪くない
スタンディングデスクを使い始めて2~3週間経ちましたが、使ってみて感じたのは、立ちながら仕事するのも悪くないということ。
座っていると前傾姿勢のまま長時間同じ姿勢を続けてしまうことが多いですが、立っていると直立不動の姿勢を続けることは難しいため、結果的に少しずつ体を動かすことになります。
現在は少なくとも午後の2時間程度は、立ちながら仕事をするのがマイルールです。
最初の頃は、足腰がすごく疲れる感じがしましたが、これは続けていればだんだんと慣れてくるもの。
当初の目的の一つである肩こりの軽減については、解消したとはいえませんが、多少楽になった気はします。
立つ時間が増えたことにより「お尻が凝る」という状態については、だいぶましになったのではないかと 。
(なおこれらはあくまで個人的な感想です。個人差があると思いますのでその点ご了承ください。)
今まで「仕事は座ってするのが当たり前」と思っていましたが、自分の体のことを考えると、「立ちながら仕事する」という時間を取り入れるのも悪くないなと。
今回の記事、「スタンディングデスクに興味はあるんだけど、実際どうなんだろう」と思われていた方の、参考になれば幸いです。
あ、ちなみに今回のこのブログ、立ちながら書きました。
投稿者
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大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。
40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。
中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。
現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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