以前と比べてビデオ会議を利用する機会が増えましたが、利用する機会が増えると快適な環境を追求したくなるものです。今回はマイク周りに関連して、マイクスタンドを取り上げます。
いつも立ちながらビデオ会議してます
Zoomなどを使ってビデオ会議をする際には、基本的に立ったまますることにしています。
これには理由が2つあって、ひとつは座りすぎ(による肩こりの悪化)を防ぐための対策として。
そしてもう一つは、スタンディングデスクを使っていることが理由です。
スタンディングデスクについては、数年前に以下の記事で一度取り上げましたが
現在も同じ卓上に設置するタイプのものを利用しています。
このタイプのスタンディングデスクを使うと、机そのものが上下するタイプと比べてどうしてもモニターの位置が少し高くなります。
そのモニターの上にWebカメラを置きますので、イスの高さを毎回きちんと調整しないと、Webカメラを見上げるような姿勢になってしまい
「毎回イスを調整するくらいなら、机を持ち上げて自分が立った方が早い」
ということで、基本的にビデオ会議は立ったまま行うスタイルに落ち着きました。
座ったまま行うよりも、会議中に多少カラダが揺れてしまったりはしますが、この方が健康にはいいかなということで今も続けています。
ちなみに、ブログを書くときも基本的に立って書いています。
マイクの高さ調節のためにスタンドを使う
カメラ位置の問題は自分が立って会議することで解決したのですが、その結果マイクの高さをどうするかという問題が出てきました。
Yetiというシリーズのマイクを使っていますが、このマイクは高さの調節ができません。
机自体の高さは変わらず、モニター・カメラ・キーボードだけが持ち上がるので、机に置いたマイクの位置だけが低くなってしまうわけです。
この問題を解決するために、今までは分厚い本を何冊も重ねてマイクの高さを調節していましたが、さすがにビデオ会議の度に分厚い本を準備するのは面倒です。
そこで「マイク自身の高さを変えられるようにしよう」と考え、マイクスタンドを購入してみました。
audio-technica 卓上マイクスタンド AT8652
マイクスタンドに附属している部品だけで、Yetiのマイクを問題なく取り付けることができます。
スタンドにYeti Nanoを取り付けると、このような感じになります。
マイクのすぐ下の部分が伸縮しますので、マイクの高さ調節も可能です。
仕様としては、マイクスタンド部分は220~369mmまで無段階で調節可能となっています。
土台部分はYeti附属のものと比べると、かなり場所を取るというデメリットはありますが、意外と重量があるので、マイクを置いたときにかなり安定します。
写真は左側がYeti Nanoに附属しているスタンド、右側がaudio-technica 卓上マイクスタンド AT8652です。
3,500円程度で購入できるスタンドでしたし、購入したことで
- マイクの高さ調節ができるようになった
- 当初の附属スタンドと異なり、マイクを完全固定できるようになった(前後に動いたりしない)
- 土台がしっかりしているので、マイクを置いたときの安定感が増した
といった効果があり、結構よい買い物ができたんじゃないかと思ってます。
環境をよくできるかは自分次第
何かをしようとすると、多かれ少なかれ不便を感じることはあるものですが、その不便を「改善しよう」と動くかどうかは自分次第です。
頻繁にストレスを感じるのであれば、なおさらちょっとした工夫でストレスは大きく減ります。
今回のケースも、さほどコストをかけずに状況を改善させることができました。
私の場合は、卓上型のスタンディングデスクを使っているという理由によりマイクスタンドが必要となりましたが、実際にはマイクスタンドが必要という方は多くないかもしれません。
とはいえ、ビデオ会議の時にマイク位置が気になるという方は意外といらっしゃるのではないでしょうか。
そうした方が不便を解決する際のひとつの選択肢として、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。
投稿者
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大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。
40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。
中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。
現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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