AIについて「何に使えばいいのかよくわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「AIの使い方」をどうやって見つけるべきか考えてみましょう。

生成AI、活用できていますか?

最近ではAIの活用についての情報が、ますます増えてきているように感じます。

人によって見方は違うかもしれませんが、いわゆるアーリーアダプターといわれる層には十分浸透して、アーリーマジョリティといわれる層に浸透しているという状況でしょうか。

世の中の雰囲気的にも「使えないと取り残される」という目に見えないプレッシャーがあって、「何かしないといけない」と感じる方も多いかもしれません。

とはいえ、生成AIはものすごいスピードで進化していて、正直なところ機能向上に追いつけていないと感じることも多々あります。

こうした中で

「何か使った方がいいんだろうけど、具体的に何に使えばいいのかわからない」

という方も一定数いるのではないでしょうか。

この状況に対する私なりの答えは

「とりあえず頭をひねって使い途を考えてみませんか?」

です。

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積極的に「使おう」と意識することも大事

まずは「AIを使えないか?」と意識する

「何に使えるのかわからない」というのは、要するに具体的なイメージが湧いてない状態です。

こうした状態で何もしなければ、具体的なイメージが天啓のごとく突然降りてくることはないでしょう。

常にではなくても、まずは「自分の身の回りでAIを活用できる場面はないか?」と意識しておくことが大事です。

例えば、Excelで作業をしていて、全角で入力されたデータを半角に直したいケース。

「関数で何かあったな」と知っている人は、Google検索で

Excel 関数 全角を半角

と入力して検索するかもしれません。

この程度であれば、Google検索ですぐに答えは見つかるのですが、もう少し複雑になると、検索すべきワードを考えるだけでも時間がかかるでしょう。

ここで普段から「AIを活用できる場面はないか?」と意識していれば、「AIに質問してみよう」という発想につながるのではないでしょうか。

AIが適切な回答を返してくれれば

「Excelの使い方がわからないときにAIに質問する」

という使い方を身につけることができます。

普段から意識しておくことで、「目の前の作業」と「AIを使う」という行動がつながります。

とりあえず気軽に試してみることも大事

AIといっても肩肘張って使う必要はありません。

仕事で困ったことが出てきたときに

「とりあえずうまくいけば儲けもの」

くらいの意識でいろいろ試してみることも大事です。

例えば、英語でメールの返信を急遽書くことになった場合。英語が苦手な方はこれだけで憂鬱になるのではないでしょうか。

こんなとき、すべて自分で英文を書くのは大変なので、生成AIに日本語で

「こんな感じで英文メールを書いて」

と試してみてはいかがでしょうか。

出てきたものをチェックせずに使うのはオススメしませんが、自分で書くよりも遙かに速く英文でメールを書いてくれます。


実際のところ、自分に合った使い方がいきなり見つかるものではありません。

とりあえず、検索とメールを書いてもらうことから始めても全然問題ありません。

そうしてAIを使うことに慣れていくと

「あ、もしかしてこんな使い方ができるかも」

というアイデアが浮かびやすくなります。

「AIを何に使えばいいのかよくわからない」という方には

  • まず「使ってみよう、何か使えることはないか」と意識すること
  • 何か思いついたらとりあえず試してみること

の2つをオススメします。

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改善点を探すときと視点は似ている

AIの活用方法を考えることって、業務の改善点を探すときの姿勢と似ている気がします。

普段から「改善できることはないか?」「こんなことできないか」という視点でものごとを見ていないと、なかなか改善点は見つけられません。

周りに影響がない自分の手元の作業であれば、とりあえずやってみることでできることとできないことも明確になります。

ボーッとしていても改善点は見つかりませんし、AIの使い方も同じではないでしょうか。

「AIを何に使えばいいかわからない」という方は、まずは自分の手元の作業について

「AIで効率化できないか?」

という視点で見直してみることをオススメします。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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