情報発信には当然「受け手」がいるわけですが、受け手にとってわかりやすいかどうかという視点が意外と抜け落ちていませんでしょうか?
事務所ホームページの内容を見直し
今週、事務所ホームページの見直しを行いました。
大がかりなものではありませんが、主に
- 税務顧問
- スポット相談
- ブログ
あたりに変更を加えています。
税務顧問メニューのページに関しては
- 料金表の簡素化
- サービス内容についての説明を追記
といった見直しを。
これに合わせて、従来「決算・確定申告」としていた単発メニューの名称を「スポット決算・確定申告」に修正しました。
事務所のサービス内容を説明する中で
『「税務顧問」と「決算・確定申告」って何が違うの?』
と聞かれたことがキッカケです。
自分の中では
- 税務顧問:継続契約
- 決算・確定申告:単発契約
と分けていたわけですが、確かにメニュー名だけみるとわかりにくい。
単発相談も「スポット相談」としていますので、単発のメニューの頭には「スポット」をつけるよう統一しました。
こうしたことって、言われて初めて気付くものです。自分がわかっていることが相手に伝わっているとは限りません。
スポット相談については相談可能な内容を具体的に列挙しました。
「こんなこと相談してもいいんだろうか?」
「何について相談できるんだろうか?」
と思われる方への配慮(のつもり)での追記です。
ブログ記事の表示などにも工夫をしてみる
ブログ記事に関しては、主に以下の3点を変更しました。
- 目次の追加
- 記事中にサービスメニューを表示
- 広告の表示位置や種類を見直し
目次については、プラグインがあるのは知っていましたが
「2千字前後の文章で目次なんていらんやろ」
と考えていたため、今まで使っていませんでした。
今回試しに導入してみましたが・・・あった方がわかりやすいですね(下記画像は前回のブログ記事につけた目次)。
「2千字は長くない」というのは私の思い込みで、ブログ記事全部に目を通してもらえるわけではありません。
読む人にとっては目次があった方が便利と判断し、継続して使うことにしました。
次にサービスメニューの表示です。
ブログ記事に目を通す中で
「相談したい」「問い合わせをしたい」「この人どんな人?」
いう方に対しては
「サイトの上部に問合せボタンあるからいいやろ」
と考えていましたが
「問い合わせボタンはどこ?」
と探してしまう方も中にはいるでしょう。
そうした手間は少しでも減らした方がよいと判断し、Advanced Adsというプラグインを導入して、ブログ記事の途中と最後に次のようなメニューを表示することにしました。
ちなみに設定方法についてはこちらの動画を参考にさせてもらいました。
ただ一点困ったのが、事務所ホームページとブログを一体運営しているため、設定したサービスメニューが税務顧問などの業務メニューのページにも表示されてしまう点です。
固定ページの中にある「広告表示設定」で「広告を非表示にする」にチェックを入れれば出なくなるという解説をネットで見つけましたが、うまく機能せず。
最終的にはAdvanced Adsの広告設定において「表示条件」を
投稿タイプ:「投稿」と一致
とすることで、ブログ記事画面でのみ表示させるようにできました。
最後に広告表示ですが、昨年末頃より運用しているGoogle AdSenseについては細かい設定がよくわからず、Googleの初期設定のまま広告を表示していました。
そのためブログ記事の途中で広告が表示されたりして、かなり読みづらい状態になっていました。
今回導入したAdvanced AdsというプラグインでAdSenseの管理もできましたので、広告表示位置や広告種類の見直しを行い、読んでいただく際に極力ストレスを感じずに読んでいただける状態になったかと思います。
情報の受け手に対する想像力を働かせる
今回の見直しは、このホームページやブログから情報を受け取る人にとって
「どのような状態であれば便利か」
という視点で見直しをしています。
「相手に伝わりやすいように情報発信する」というのは当たり前のことではありますが、意外といつの間にか意識から抜け落ちてしまうものです。
情報の受け手がどのように感じるか、どのように行動するか、といったことについては可能な限り想像力を働かせて、発信内容に反映できれば理想的でしょう。
今回いろいろと見直してみましたので、もしよければこの記事以外のホームページの内容についてもご覧いただければと。
投稿者
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大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。
40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。
中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。
現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。