このブログ、週2回更新で続けてきましたが今回で500記事となります。ひとつの節目ですので思うことをつらつらとまとめてみます。

気付けば今回で500記事

「さて今回は何の記事を書こうか?」と考えつつ、WordPressの投稿画面を開いたところ、「公開済み(499)」という表示。

気付けば今回の記事が500本目となります。

2019年2月からブログを定期更新するようになり3年半以上経ちましたが、続けているといつの間にか積み上がっているものです。

ちなみに「下書き(38)」とありますが、これは定期更新を始める前にブログを書こうとして完成できなかった記事の残骸です・・・。

今では「書き始めたものの途中で挫折」ということはなくなりましたが、ペースを掴むまではいろいろと苦労はありました。

内容的にも古くなって今や使えないものですが、そういうこともあったという記録としてそのまま下書きとして残しています。

私よりも遙かに大量の記事を書いている方はたくさんいらっしゃいますが、ひとつの節目としてブログに関して感じていることなどを今回は書いてみます。

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記事の集まりがひとつの特色になる

このブログを始めた当初は

「税理士なんだから税金に関する記事をたくさん書くぞ!」

という意気込みで始めた・・・はずでした。

実際には一番最初の記事は自分が使っているキーボードやトラックボールの紹介記事。

この時点で「税理士なんだから・・・」という意気込みは既に破綻しています。

税理士業界に入って5~6年目くらいの頃であり、そこまで税の知識の蓄積があるわけでもなく意気込みとは裏腹に税金についての記事を書けなかったわけです。

その一方で4番目の記事では、なぜか既にインボイスを取り上げてます。

タイトルはインボイスについて書いてますが、半分は欧州時代の思い出話を書きたかっただけのような記事ですが。

こんな感じで本当に自分の興味の赴くまま記事を書き続けてきました。

SEO対策などを考えてサイトを作る方であれば

「こういう方向性に特化しよう」

という明確な意図をもって記事を書かれていることでしょう。

一時期そうした明確な方向性を持たせようかと考えたこともありましたが、自分が書きたくない内容を無理に書き続けるとやはり続かないものです。

改めて今まで書いてきた内容を眺めてみると・・・

税金の話も多少書いているけど、ITについての話題もあったり、会計ソフトの話があったり、自分なりの仕事術が書いてあったりしてそういうことに興味を持ってる人なんだろうな

という方向性をおぼろげながらも感じてもらえるんじゃないかと。

一つの記事でなにか特色が出るというのではなく、ブログの中の記事全体としてひとつの特色になっているというイメージです。

この特色は無理に出そうとしたものではなく、自分の興味に従って書き続けるうちに自然と出てくるものであり、個人事業者としてのブログであればこういうやり方もありかなと思ってます。

仕事の依頼をいただいた方の中にも

「ブログを見て依頼しました」

と仰ってくださる方もいますので、効率的とはいいませんが書き続けることもムダではないでしょう。

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「継続できること」がひとつの能力

結局大事なのは「続けること」ができるかどうかです。

定期更新を途中でやめていたら記事が500本に到達するのはもっと先になっていたでしょうし、そもそもここまで書けなかった可能性も高いわけです。

「自分の興味が湧かないものを無理に書かない」という判断をしたのは継続する上で大事なことだったと思います。

続けられれば自然と自分なりの方向性みたいなものができてきます。

「ブログ続けたいんだけど続かない」という方、まずは自分の興味に従って自由に書いてみてはいかがでしょうか。

その上で、続けるための自分なりの工夫を考えてみる。

私の場合は「定期的に更新する」と決めたことが、最初はプレッシャーとなり、それがいつの間にか習慣へと変わっていきました。

ブログの特色の出し方は十人十色ですが、どうやって続けていくかも人それぞれです。

あまり難しく考えすぎずに肩の力を抜いてやってみませんか。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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