広告

今年の更新は、今回で最後となります。この一年を振り返り、自分としてできたこと・できなかったことを整理しておきたいと思います。

今年できたこと

広告

継続的なインプットの実施

税理士として、年36時間の認定研修の受講が義務づけられていますが、今年はそれ以外に毎月税金に関するもの以外のセミナー・講座を受けようと考えていました。

結果的に、毎月というわけにはいきませんでしたが、テーマとしては、

  • Excelマクロ
  • Googleサービスの使い方
  • ブログ
  • メールコミュニケーション
  • AI
  • コンサル
  • コピーライティング

など税務以外の内容について割と幅広くインプットできたのではないかと思います。

広告

仕事環境のクラウドへの移行

もともとDropboxは使っていましたが、メールはOutlookを長い間使っていました。

そのため、外出先でメールが見れないなど、事務所の外で仕事する環境は不十分でした。

無料のGmailアドレスを仕事に使うのに抵抗があったため、独自ドメインのメールアドレスをGmailで使おうと決めて、昨年10月頃にG Suiteを契約。

メールだけでなく、Googleのサービス(ドライブ・スプレッドシート・フォームなど)の使い方も学んで、クラウド環境を使って仕事をする体制を作ることができました。

業務の効率化

今年は、RPA・プログラミングなど使って効率化しようと考えていて、とりあえず

  • RPA(UiPath)を使って、e-Taxのメッセージボックスを自動取得するロボット作成
  • 毎月送信する定型メールをGASを使って自動送信

という2点を実現しました。

ただ、そこからさらに対象を広げていくということができなかったため、できたことではあるものの、十分にできなかったことでもあるのかな、と反省すべき点もあります。

ブログの定期更新

インプットだけでなく、アウトプットも増やそうということで、今年からブログの定期更新を始めました。詳しくは前回のブログに書きましたので、詳細は割愛します。

加藤博己税理士事務所
ブログが200記事に到達したので、いろいろと考えてみた
https://katoh-tax.com/2019/12/26/200articles
細々と書いてきたこのブログも、数えてみたら今回で累計200記事になります。ここまで書いてきて感じたことなどまとめてみます。とりあえず定期更新してみようと思った今年2月2016年6月から始めたこのブログも、今回の投稿で200記事になります。今までの年ごとの投稿数(今回の投稿を含む)を改めて確認してみたところ、次のような推移でした。年2016年2017年2018年2019年投稿数64271891この数字を見ていると、昨年末の時点では、2019年にフェードアウトしてブログをやめてしまっていてもおかしくないような状況でした。もともと不定期で...

今年できなかったこと

ホームページのリニューアルができなかった

ブログの定期更新を始めた一方で、できなかったのがホームページのリニューアル。

提供しようとしている価値と、ホームページに書いている内容が乖離してきていると感じているため、全面的に見直したいのですが、手をつけられないまま今年が終わってしまいました。

自分が提供できるサービスメニューの見直しと併せて、来年優先的に対応したいと考えています。

税理士以外の人とあまり会えなかった

仕事の関係や参加するセミナーなどで同業者の方と新たにお会いする機会は結構あるのですが、それ以外の方と会う機会も増やさないと、刺激を受ける方向性や気づきが増えないのではないかと思っています。

今年意識して、そうした人と会うようにはしていたつもりですが、ちょっと不十分だったかな、と反省しています。

読書のペースが落ちた

平均的に月10冊程度の本を読むようにしていたのですが、特に夏の終わり頃からなぜか読む気力が落ちてしまい、ここ数ヶ月あまり本を読めていません。

アウトプットを増やしたいと思っていても、読書のような広範囲のインプットを継続して行っておかないと、アウトプットできるものがなくなってしまいます。

今年は年間100冊すら超えずに終わってしまいそうですので、これも来年立て直したいなと。

身の回りのものを減らせなかった

海外赴任していた頃、現地で手に入らないものがいろいろあったため、日本に帰国した際に買いだめして現地に戻るということを数年間繰り返していました。

そのときの悪い癖が残っているせいか、ものを買いだめしてしまったり、身の回りのものをあまり減らすことができません。

今年は、毎日1つでいいから不要なものを処分しようと決めていたのですが、これも途中で挫折。

ものが多くても片付けや探す時間がかかるだけで、よいことはありません。

来年は身の回りのものを減らしていきたいと思っています。

広告

年末は一年を振り返るのにちょうどよい「区切り」

1年の最後ということで、今年できたこと・できなかったことを整理してみましたが、こうして書いていくと、特にできなかったことについて、「このままじゃまずいな」という気持ちが強くなります。

仕事については、特に「仕事納め」をせずに淡々と仕事を続けているのですが、それとは別にこのように自分を振り返る機会を持つための「区切り」は大事だと思います。

もちろん年末だけでなく、毎月や毎日など期間を決めて定期的に見直していくことが理想ではあります。

それでも年末という暦の区切り、1年の振り返りをするにはわかりやすいタイミングなので、取りかかりやすいのではないかと。

そして「今年一年、こんなことできたけど、あれはできなかったな」と頭に思い浮かべるだけではなく、どこかにメモしておいて残しておく。

ちょっとしたことですけれど、きちんと時間をとって形にして残しておくことは重要です。

まだ今年の振り返りをされていない方は、やってみてはいかがでしょうか。

最後に、今年一年ありがとうございました。皆様よいお年をお迎えください。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
広告