もう2年以上前になりますが「皆さん、手書きは好きですか?」というタイトルの記事で、手書きのデジタル化について書いたことがあります。改めてデジタルな手書きとの付き合い方について考えてみたいと思います。

なぜ手書きがキライなのか

以前の記事では、手書きはあまり好きではないと書きましたが、このスタンスについては、今も特に変わりありません。

手書きがイヤなのは、

  • 手が疲れる
  • 後で再利用できない
  • 書き間違ったら全部やり直し(特に公文書)

といったことが理由です。

最後の点については、二重線・訂正印での訂正が認められるケースもありますが、こうした修正は見た目が美しくないことも、好きになれない理由のひとつです。

先日も税務調査の関係で、税務署から渡された紙に必要事項を記入した上で提出するよう求められたことがありましたが、予想通り記入用の「紙」しかもらえまえせんでした。

今回は、その紙をスキャナーでPDFファイルにしてから、AcrobatでそのPDFファイルに記入した上で、印刷したものを郵送して提出しました。

「税務署への提出資料くらい、e-Tax経由で提出できるようにすれば、もっと全体としての効率もあがるのに」と思いつつ、とりあえず手書きの資料を提出することだけは避けました。

キーボードでは発想が広がらない

とはいえ、手書きで書くことすべてが嫌いというわけではありません。もともと考えをまとめたり、新しいことを考える際には、紙に書く方がまとめやすく、新しい発想も出やすいと考えています。

ところが、紙に書いてしまうと、書いた後の整理がうまくいかず、もう一度見返したいときに見つからない、ということがしばしばありました。

そのため、考えをまとめたりするときには、Evernoteにアウトライン形式で書くことが多かったのですが、このやり方の問題点は、後で読み返したときにすんなりと頭に入ってこないという点です。

Evernoteでのアウトライン形式でのまとめ方例

アウトラインという書き方の枠は、まとめるときには非常に便利なのですが、書いた内容を短時間で理解するには向かないフォーマットなのだと感じます。

読んだときに頭に入りやすいという点では、マインドマップを使った方がよいのですが、手書きで作ると紙で書いたときと同じ問題が生じます。

パソコンのソフト(Xmindというソフトを使っていました)で作ってみたりもしたのですが、起動が遅かったり、そのカクカクした見た目があまり好きになれず(あまり読み返す気が起きない)といった理由で、あまり使わなくなってしまいました。

XMindで作成したマインドマップ

改めてデジタル手書きメモを試してみた

考えをまとめたりする際に、どのツールを使うかいろいろ悩んでいるわけですが、そんな中で前回ご紹介したSurfaceペンを試しているうちに、

「これパソコンで手書きのメモ作るのに結構使えるのでは?」

と思い、早速使えそうなアプリを探してみました。

正直なところWindowsで使いやすそうな手書きメモアプリが、なかなか見つからないのですが、デジタルで手書きメモを取れれば

  • 間違ってもすぐに直せるし、
  • 紙に書くよりもまだ再利用しやすい
  • 写真やWebも取り込めるため、手で紙に書く以上のものを作れる
  • アウトラインにまとめるような窮屈さがない

といったメリットがあります。

とりあえずMetaMoji Note LiteとMicrosoft Whiteboardというアプリを入れてみて、試してみましたが、英語版ではあるもののMicrosoft Whiteboardが、軽くて結構使いやすい印象です(しかもMicrosoftアカウントがあれば無料で使用可能)。

デジタル オンライン ホワイトボード アプリ – Microsoft Whiteboard

ちなみに、Microsoft Whiteboardで試しに書いてみたデジタル手書きメモ、こんな感じです。

これであれば、仕事でのアイデア出しや、セミナー参加時のノート代わりに使えるのではないかと。

書類の手書きは絶対に好きになれませんが、こうしたツールを使っていけば、手書きの良さをうまく取り込めるのではないかと期待しています。

手書きが好きでない方も、デジタル手書き、一度試してみてはいかがでしょうか。