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個人的にはトラックボールが大好きですが、世間一般ではあまり好まれていないと感じます。その理由を考えてみたいと思います。

LOGICOOL M570を再度購入

このブログも細々と2年以上書いていますが、最初の投稿で取り上げたのがトラックボールでした。

ここで取り上げたトラックボールは、使い込みすぎて表面がボロボロになってしまいましたので、今回買替えることにしました。

使い込んだトラックボール。表面がボロボロに。

今回も同じモデルを購入しましたが、このトラックボールは実質的に同じ商品のまま品番が頻繁に変更される上に、価格の変動が激しいです。

購入履歴を調べてみると、2015年11月に4,673円で購入していました。今回はAmazonで購入しましたが、5%オフクーポン適用後価格で5,771円でした。

この商品、過去に”M570″から”M570t”へと品番変更されていましたが、今回購入したものは、”SW-M570″とまた品番が変わっていました。ちなみに過去の投稿では”M570″と記載していましたが、購入時の履歴を見ると”M570t”となっていましたので、今まで使っていたのは2代目のようです。

商品の底面を見てもどちらも”M570″としか書いていないため、実物を見てもなかなか区別はつきません。外見的な違いは、表面のロゴが変更されたことくらいでしょうか。

SW-M570はロゴが従来のものよりシンプルになった。

あらたに購入した”SW-M570″ですが、使ってみた感触としてはボール部分やスクロール部分が固く引っかかりを感じます。ただ旧モデルはかなり使い込んでいましたので、使っていけばなめらかになってくるかと。

不人気の理由は「高い」「慣れない」「使ったことがない」

不人気と書きましたが、実際に販売数量などを確認したわけではありません。お店に並んでいる商品の数やまわりの方を見ての印象です・・・。

とはいえ、他の人にトラックボールを使ってみてもらうと、見ていてハラハラするくらい使えないことが多いです。トラックボールを使ってみてもらった方は、ほぼすべて「なんでこんな訳のわからん機械を操作させるんだ!」と抗議するような目で私をにらんできます(^^;)

あくまで個人的な主観ですが、なぜこんなに使えない人が多いのか、マウスと比較して人気がないのか理由を考えてみたところ、次の3点が主な理由ではないかと。

  1. マウスより値段が高いため積極的に買う気にならない
  2. 買ったとしても、マウスと違いすぎて、慣れる前に使うのをやめてしまう
  3. 値段等の理由でそもそも使ったことがなく、メリットを実感できない
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大画面時代こそトラックボールを使うべき

ではなぜ私はトラックボールを使い続けるかといいますと、

  1. マウスと比べて、操作するための面積が必要ない
  2. 机の表面の素材を選ばない
  3. 1・2のようなメリットを実感しているため、マウスを使うとストレスを感じる

という理由からです。

2については、マウスをガラスや透明なマットといった素材の上で使おうとすると、思ったように操作することはできません。トラックボールであれば、ボールは机と接していませんので、こうした問題は生じません。3については主観的な問題のため特に触れません。

そして、やはり一番大きなポイントは1です。普段はノートパソコンを27インチのモニターに接続して使用していますが、マウスで27インチモニター(2560×1440,WQHD)の端から端まで移動させようとすると、よほど広い机でない限り、途中でマウスを持ち上げて元の位置に戻す必要があります

こうした操作がうっとうしく、かつ時間のロスでもあることから、トラックボールを愛用しているわけです。ちなみにマウスのように机の上で物理的に動かしませんから、机の上のコーヒーをこぼす心配もありません。

パソコンのモニターも大画面化していますので、今後もし40インチくらいのモニターを使うようになったときには、マウスではとても扱いきれません。

働き方改革・生産性向上といったことが取り上げられる昨今、事務作業の生産性向上のために、モニターの大画面化やデュアルモニターの導入といった状況は十分に考えられます。

そうした状況を踏まえると、今のうちにトラックボールを試しておくことは意味のあることでしょう。来たるべき大画面時代に備えて、トラックボールに少しでも興味のある方は、ぜひ一度試してみていただければ。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち、7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
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