桜の花に見とれていたら、国税庁サイトへのリンクがいつのまにか・・・

先週土曜日(2018.3.31)に、国税庁のサイトに掲載されている情報を見ようとして、いつものようにGoogleにて検索。

出てきた結果の中から、該当するリンクをクリックしてみると、いつもと異なり下記の画面が表示されました。

「あれ」と思いながらも待っていると、リニューアルされたトップページが現れました。

「ああ、リニューアルされたんだ。検索エンジン側のデータがまだ更新されてないのかな?」などと思いつつ、サイト右上に検索窓を発見。

「これで見たい情報を見つけられる。」と、調べたいキーワードを入力して「検索」ボタンをクリック。

表示された結果から該当するものをクリックしたところ、またもや「国税庁ホームページリニューアルのお知らせ」の画面が表示されて、国税庁のトップページへとリダイレクトされてしまいました。

さすがにここまでくると、

「何でサイトに設置した検索窓から表示されたリンク先に、ちゃんとつながらないんだ!」

とイライラが募ります。

このときはやむをえず、一つずつサイト内のリンクをたどって、見たい情報を見つけることはできましたが、この状況いつ直してくれるんでしょうか?

そんなことを考えながら、今日ネットニュースなど見ていると、同じ状況は他の方も経験しているらしく、こんな記事がありました。

国税庁サイト、リニューアルでほぼすべてのURLが変更。リダイレクトもなくユーザー阿鼻叫喚【やじうまWatch】

ここでニュースリリースが出ていることに気づいて、国税庁の「国税庁ホームページリニューアルのお知らせ」を読んでみると、今回のリニューアルは、

「電子政府指針等を踏まえ、ホームページの更なる利便性の向上を図るため」

ということで行われたようです。

しかも、

リニューアルに当たり、トップページのURL(https://www.nta.go.jp)に変更はありませんが、情報分類の整理を行ったことから、各ページの掲載場所やほぼ全てのページのURLが変更になっています。

リニューアル前の各ページをブックマークに登録されている方やリンク設定をされている方は、お手数をおかけいたしますが、ブックマークの再登録やリンク設定の変更をお願いいたします。

ということで(太字は原文のまま)、今までのブックマーク等は使えないとのこと。

もちろん国税庁も官公庁の一つですから、政府内の指針に従ってサイトの見直しを行うことは理解できるのですが、今のご時世において、サイト内の情報を検索エンジンから辿れないというのは、「ホームページの利便性の向上」という観点からはいかがなものかと思います。

しかもブックマークやリンクを直そうにも、検索エンジンからのリンクでは、該当するページを見つけられないという無茶ぶり。

この状況が続くとなると、国税庁のサイトに掲載されている情報を、効率的に調べることができなくなってしまい、非常に困ったことになります。本当に何とかしてほしいものです。

このようなことが起こるのであれば、やはりリスク管理として、必要な記事はEvernoteなどに保存するといった対策をとることが重要になります(ただ、過去に保存したEvernoteノート内のリンクは、クリックすれば上記と同じ状態になってしまうのですが)。

あ、そういえばこのブログの過去記事でも、いくつか国税庁サイトへのリンク張っていたような。記事内のリンクどうしよう・・・。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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