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先月ホームページの手直しを行いました。作業を行う中で感じたことなどを整理しておきます。

ホームページを一部リニューアル

先月の終わり頃に事務所ホームページの手直しを行いました。

ガラッと変えたわけではありませんので、以前からご存じの方にとっては

「どこが変わったの?」

という感じかもしれません。

主には

  • サービスメニューの追加や既存サービスページの見直し
  • 問合せフォーム含めた動線の見直し
  • その他細かい点を修正

といった変更になります。

コンテンツ自体は自分できちんと準備していますが、私自身それほどHTMLやCSSに詳しくないこともあり、ホームページ自体は外部の方にお願いして作ってもらっています。

時間は有限ですし人それぞれ得手不得手もあります。

すべてを自分で対応する必要もないと思っていますので、苦手なところは素直に助けてもらう方がトータルとしては効率がいいという考え方で数年前からこのような運用にしています。

普段から細かい修正や変更は行っていますが、今回は割と大きめの改修でしたのでいろいろと準備も必要でした。

そうした中で感じたことなどを少しまとめておこうかと。

「今できること」と「やってきたこと」を示す

ホームページから仕事の依頼をいただくとなると、多くは面識のない方からとなります。

そうなると仕事を依頼するか迷っている方は、ホームページを見て

  1. 「何をしてくれるの?」(今できること)
  2. 「本当にできるの?」(過去の実績)
  3. 「どんな人なの?」(態度悪くない?話しやすい?自分と合いそう?)

といった点を知りたいはず。

3についてはホームページの内容だけで伝えるのは難しい面もありますので、ブログなどを通じてお伝えしていくべきかと思っています。

そうなるとホームページで伝えるべき内容としては1・2になるわけですが

今できること:サービスメニューに書くことで詳細を伝える
過去の実績:○○というバックグラウンドがあって、こんな仕事をしてきたから提供しているサービスを一定の品質で行うことができると伝える

ことになります。

これって要するに自分の仕事内容を示すショールームみたいなものだと。

クリエイターさんでいう「ポートフォリオ」ともいえますが、ホームページまでわざわざ見に来ていただいて、確認してもらうという点ではショールームの方がイメージに近いでしょう。

ただし、誰もが知っているような大きな会社であれば商品さえ並べておけば、過去の実績までこと細かに説明する必要はありませんが、個人事業主はそういわけにはいきません。

「こんなすごいことできるんですよ」とホームページに書いたとしても「本当にできるの?」と思われては仕事の依頼にはつながりません。

そのためどうしても過去の実績などについても書かざるを得ないと考えています。

とはいえ過去の実績ばかり書いてあっても

「この人って過去にはいろいろやっていたんだろうけれども、今仕事できるんだろうか?」

と思われてしまう可能性もありますので、「今できること」と「過去の実績」をどれくらいのバランスで示すかについては常に悩むところです。

自分のホームページですから文字数に制限があるわけではありませんので、書けることは全部書いておいてもいいのかなとは思いつつ、今できることに重点を置いて

「この人本当にできるんだろうか?」

と思われた時に確認してもらえるような書き方ができれば理想的なんじゃないかと。

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ホームページの見直しは自分の仕事の棚卸し

今回見直しをする中で、改めて過去の実績をまとめたり、提供できるサービスを整理したわけですが、特に過去に行った仕事についてきちんと整理する機会は意外とないものです。

たまにこうしたことをすると自分がやってきた仕事の棚卸にもなり、新たな発見もあります。

自分の仕事を見直して、自分の言葉で改めて人に伝える作業は、特に個人事業者の場合は大事な機会です。

プチリニューアルしたホームページ、一度ご覧いただけると幸いです。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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