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「Windowsのデスクトップ操作を記録して動画で見せたい」と思ったことはありませんでしょうか?PowerPointがあればカンタンに動画を作れます。

デスクトップの操作ってどうやって録画したらいいの?

最近は企業サイトでも動画が掲載されていることが多かったり、YouTubeで発信する方も増えてきたり、と動画で情報発信されるケースが増えてきたと感じています。

私自身は「動画の作り方がよくわからない」ということで、いままで手を付けずに放置していたのですが、先日Power Automate Desktop(以下、PAD)が実際に動いているところをお見せする機会があり、Windowsのデスクトップ画面での操作を録画する方法について少し調べてみました。

パソコンで実際にデモをして見ていただくという方法もありましたが、PADがうまく動かない可能性もゼロではありませんので、事前に録画しておくことにしたわけです。

当初、録画用の専用ソフトが必要かと思っていたのですが、調べてみるとWindowsの標準機能の「Xbox Game Bar」という機能で録画ができるとのこと。

早速この機能でデスクトップの操作を録画してみたのですが、録画はされているもののPADの画面から切り替わっていない・・・。

改めて調べてみると「Xbox Game Bar」では、録画開始時に選択したウインドウの操作しか記録できず、そこから別のウインドウに移動しても、録画されるのは最初のウインドウのままということがわかりました。

PADで複数のソフトを切替えて作業を自動化するような操作については、残念ながら「Xbox Game Bar」では録画できません。

さてどうしようかと思いつつさらに調べてみると、PowerPointでデスクトップの操作を録画できるとの情報が。

というわけで、今回はPowerPointを使ってPADのデモ動画を作成することにしました。

PowerPointでデスクトップ動画を撮る手順

PowerPointでデスクトップ操作を録画する方法は次のとおりです。なおPowerPointについてはMicrosoft365のものを使用しています。

1.PowerPointを起動して、「録音」-「画面録画」をクリック

2. 音声の録音が不要な場合は「オーディオ」、マウスポインタの動きの録画が不要な場合は「ポインターの録画」のチェックを外します。画面はオンになった状態ですが、今回はどちらもチェックを外して録画します。

3.「領域の選択」をクリックした後、録画したい範囲をドラッグで指定します。今回はデスクトップ全体を録画したいので画面全体を左上から右下まで選択します。

4.領域の選択が終わると、右端の「録画」ボタンが押せる状態になります。操作を録画したいアプリ等を起動してから「録画」をクリックします。

5. 3秒間のカウントが開始され、カウント後の操作が録画されますので、Windowsの画面上で録画したい操作を行います。操作が終わったら、「Windowsキー+Shift+Q」を押して録画を終了します(ウインドウ上部に隠れているツールバーから終了することもできます)。

6.録画が終わるとPowerPointのスライド上に、記録した動画が貼付けされています。

7. 動画を右クリックして「メディアに名前を付けて保存」をクリック。ファイルを保存すればデスクトップ操作を記録した動画の完成です。

なお、今回つくった動画がこちら。Excelに入力済みの出発地と目的地をYahoo路線検索に入力して、検索した電車代をExcelに書き込む作業の自動化です。

編集作業等は一切せずに、PowerPointで録画したファイルをそのままアップロードしています。

※ブログに動画を直接埋め込もうとしましたが、ファイルサイズの制限によりできませんでしたのでYouTubeサイトに保存しています。

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文字より画像、画像より動画とすることで情報量は増えていく

いかがでしたでしょうか。Windowsデスクトップの操作を録画する方法、思った以上にカンタンだったのではないでしょうか。

私も今回やり方を知って、もっと早く活用すべきだったと後悔しました。

ブログでの発信は当然のことながら文字中心となりますが、文字ばかりだと読んでいる方もツラくなってきます。

画像はできるだけ入れるようにしていましたが、動きのある操作については動画の方が直感的に理解しやすいものです。

動画については今後もいろいろ調べながら、さらに活用していければと思います。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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