今年の仕事上の目標などを整理している中で、従来以上に健康に留意しないと成果が出せないと改めて思い至りました。今回は健康維持について少し考えてみたいと思います。
当たり前だけど、健康は仕事やアソビの前提条件
毎年、お正月の間にその年の活動計画や目標を立てるのですが、今年はその中に「健康維持」という項目を初めて入れました。
もちろん今までも、健康についてはいろいろと気を配っていたつもりですが、今年はきちんと仕事をするためにも、仕事の目標のひとつと位置づけたわけです。
その理由ですが、ここ数年思ってもいなかったところを痛めることが、少しずつ増えてきたことがあります。
例えば、昨年末頃に突然背中に痛みが走り、目薬をさしたりうがいをするような体勢がとれず、寝返りをうつのも厳しい状態が数日続きました。
また一昨年は手首の痛みから始まりヒジを痛めてしまって、350mlの缶を掴んで持ち上げられないほど痛みが出たこともありました。
その一方で、昔と比べて風邪を引いて寝込むことがほとんどなくなったのですが、年齢を重ねるにつれて、自分のカラダが変わってきてるんだな、と実感します(要するに、もう若くない、ということです)。
仕事もそうなんですが、趣味やアソビをしようというときにも、健康でなければ何もできません。
どれだけそういった計画を立てたところで、体調を崩してしまえば、実行できないことになってしまいます。
多くの方が昔から仰っている事ではありますが、「健康でなければ何もできない」ということを最近になって痛感しています。
仕事・アソビ含めた人生において、きちんといろんなことを「実行」するためにも、今年は従来以上に健康に気を配らないといけない、と考えた次第です。
40代において健康維持の考え方は、どうあるべき?
人によって差はあるとはいえ、健康に対する配慮の仕方は、ある程度年代によって変わってきます。
30代の頃に今ほど健康に気を配っていたかというと、そんなことは全然ありませんでした。
多少のムリをしても、なんとかなっていたからです。
こんな言葉あるかわかりませんが、ムリしてもそこまで反動が来ない「若者ボーナス」みたいなものがあって、それがあるうちはなかなか健康に配慮しようとは思わないわけです。
ところが段々と、ムリが効かなくなり、勢いだけでなんとかなるという時期が、いつの間にか終わってしまいます。
先ほど挙げたように、
「なんでこんなところ痛めるの?」「なんで突然こんな不調が生じるの?」
といった状況が実際に起き始めます。
男性の本厄が満年齢でいえば41歳(女性はもっと早い時期に本厄となりますが)。多くの方がこの辺りから、不調や衰えが出始めるのではないかと。
そう考えると、40代というのは、ここから先の人生をしっかりと生き抜くためにも、健康に対する考え方を切替える必要がある時期なのでしょう。
具体的には、
- ムリはもう効かないということを自覚する
- 想定外の不調が出る可能性を想定する
- 従来以上に、健康維持のために時間・労力を意図的に割り振る
といったことに注意を払う必要があります。
最初の2つは、心構えの問題であり、ムリはしない・カラダを労るといったことしかできませんが、最後の項目は自分で意識的に変えていくことができます。
健康のためにできることといえば、例えば
- 食事に気を配る
- 睡眠をしっかりと確保する
- 生活習慣を見直す(仕事中座りすぎないなど)
- 運動を定期的に取り入れる
- 定期的に健康診断を受ける
- 仕事する際の姿勢に気をつける(私は肩こりがひどいので・・・)
などなど考えればいろいろあるでしょう。
人によって不調となる部分は異なりますので、何を優先すべきかはそれぞれ見つけていくしかありません。
「余裕ができたら」ではなく、優先的に考える
とはいえ、「余裕ができたら健康にも気を配ろう」と後回しにしてしまっては、意味がありません。
健康は、仕事やアソビをしっかり実行するための前提条件となるものですから、意識して「優先的に」配慮する必要があります。
「仕事が忙しいから、そんなの後回し」としてしまって、その結果体調が悪くなってしまうと、仕事の効率も落ちてしまって意味がありません。
仕事の後に入れていたアソビの予定にも影響が出てしまいます。
だからこそ、「優先的に」健康のための時間や労力を確保することを意識する必要があります。
そういうわけで、今年は「健康」についての優先順位を上げて、日々を過ごしていきたいと思っています。
新年最初のブログ、少し年寄りくさい内容になってしまってますが、意外とそういうことが大事なんだろうな、と。
特に同世代の方、仕事が忙しいという方がほとんどだと思いますが、自分の生活習慣を見直して、改善できることがないか見つけることからはじめてみませんか。
投稿者
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大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。
40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。
中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。
現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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