12月から3月は一般的に税理士業界の繁忙期と言われていますが、そうした時期にもブログを書き続ける理由を考えてみました。
目次
「忙しいから今回は書かなくていいかな・・・」
12月の年末調整から3月の確定申告の時期までは、税理士業界では一般的に繁忙期とされています。
私自身も残念ながら(?)そうした繁忙期の中にあり、最近は仕事に追われ気味で少し余裕がない状況が続いています。
現在このブログは木曜日と日曜日に更新していますので、その前準備を含めて水・木・土・日にブログのための時間を確保しているのですが、その予定を見ると、
「忙しいから今回くらい書かなくてもいいかな。誰にも文句言われないし・・・」
という衝動に駆られることが最近何度かありました。
ブログを書くこと自体は、誰かに指示されているわけでもなく、ましてやお金をもらっているわけでもありません。
ではなぜ繁忙期にまで更新するのか、自分なりの考えを一度まとめておきます。
繁忙期であってもブログを書く理由
自分なりのブログを書く理由を5つ挙げておきます。
1.生活のペースメーカー
昨年の2月頃からほぼ1年間定期更新を続けてきたこともあり、現在では生活のペースメーカーのような役割を果たしています。
ブログを書く日になると、「前回更新から1週間の約半分過ぎたんだな」という感覚で、生活のリズムを維持するのに役立っています。
これを仕事が忙しいからと飛ばしてしまうと、ズルズルと仕事ばかりしてしまいそうな気がしてしまうため、きちんと時間をとってブログを書くことにしています。
2.頭の切替え・リフレッシュの時間
特に仕事が増えてくると、仕事柄、同じような作業や業務内容が増えてきます。
人間は同じような作業を続けていると、どうしても集中力が落ち、仕事に対する意欲も下がってしまいます。
そうしたタイミングで、普段の仕事とは異なる「書くという作業」をすることで、仕事のことばかり考えている頭を一時的かつ強制的に仕事から離れさせ、頭の切替・リフレッシュをしています。
こうすることで、また新たな気持ちで仕事に取り組むことができます。
3.インプットを意識するきっかけ・理由
ブログのように定期的に書いてアウトプットしようとすると、どうしてもインプットは欠かせません。
忙しくなってくると、仕事以外どうでもいいという気分になってしまいがちですが、アウトプットするタイミングを決めておくことで、普段からなにかしらインプットをしないといけないという意識を持つことができます。
仕事にばかり意識がいかないようにするための工夫でもあります。
4.一度やめると続けられない不安
これは少し消極的な理由ですが、生活のリズムとなって続けているものを一度やめてしまうと、その後再開できないのではという不安があります。
もともとこのブログを始めた当初は定期更新をしていませんでした。
その期間は、何ヶ月もまったくブログを書けないようなことも実際に経験しています。
「○○のときは書かなくてもOK」のような例外を作ってしまうと、長期間書けなくなるのではないかという不安があるため、例外なしに毎週2回更新する、と決めています。
5.仕事の平準化へのモチベーション
どんな時期でも必ず書くと決めると、そのための時間をなんとかして捻出する必要があります。
もちろん仕事以外の時間も削ることはあるのですが、やはり1日の大半を占める仕事の時間を少しでも短縮しないと、なかなか時間を生み出すことはできません。
そのため書き続けると決めることで、なんとか仕事をやりくりして、平準化させようとするモチベーションとしています。
継続は力なり、と信じて続けてみる
誰かに頼まれているわけでもないブログを、繁忙期まで続けている自分なりの理由をまとめてみました。
よくよく考えると、定期更新を開始したのが昨年の今頃。
去年も繁忙期だったはずなんですが、結構無茶なタイミングで始めたものだと思います。
当初は週1回更新で始めたので負担が軽かったのか、新しい取組をしていることに夢中で気にならなかったのかわかりませんが、当時は何かやろうと必死だったんだろうな、と思います。
1年ほど定期更新を続けてきたわけですが、慣れもあり最近負担に感じることが増えてきたのかな、と。
とはいえ1年間続いてきたことは自分の自信になりますし、定期的に文章を書くということは、いろんな面でトレーニングにもなります。
「継続は力なり」といいますが、私は「継続こそ力なり」だと思っています。
継続して積み上げたことこそが自分の力になると信じて、これからも続けていこうと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(こんなこと言いながら、突然やめたりしたらゴメンナサイ)
投稿者
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大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。
40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。
中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。
現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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