先日パソコンを起動したところ、マウスを認識しないトラブルがありました。トラブルに備えてバックアップを準備しておくことの重要性について改めて考えてみたいと思います。
当たり前だけど、マウス・キーボードが使えないとパソコンは使えない
先日パソコンを使っていると、トラックボールの反応が悪くなって、マウスカーソルを思うように操作できない症状が発生しました。
その日はそのままにしていたのですが、翌日パソコンを使い始めるとほとんど反応しない状態に。
キーボードを使えばある程度のパソコン操作は可能ですが、マウスやトラックボールといった入力機器が使えないと、パソコン使用時の生産性は大きく落ちてしまいます。
電池交換したり、無線接続をやり直している内に最終的には症状は改善したのですが、急ぎの仕事があるときなどにこうした状況に陥ってしまうと、焦りでミスをする可能性も否定できません。
今回はトラックボールのトラブルでしたが、キーボードが壊れたりすると、パソコンでの入力作業はほとんどできなくなってしまいます。
キーボード・マウスといった入力機器は、トラブルなく動いて当たり前とついつい思っていまいますが、一度トラブルが起きてしまうと、作業に大きな影響を与えるということを改めて認識した次第です。
毎日使う道具ほど、バックアップ手段を準備しておく
こうしたトラブルは過去何度も経験してきていますので、対応できるよう事前に準備はしています。
具体的には、
- マウス
- 無線接続のものはメーカーを統一して、USBレシーバーに複数登録しておく
- 有線のマウスも予備として準備しておく
- キーボード
- 基本的に有線のキーボードを使用する
- 予備のキーボードを準備しておく
といった内容です。
マウス(普段使っているのはトラックボールですが)については、ケーブルが邪魔になりますので、基本的に無線接続のものを使っています。
(トラックボールであれば、有線でも問題ないですが、有線モデルがあまりないため無線接続のものを使っています。)
メーカーはロジクール製に統一。無線接続は写真中央のUSBレシーバーを使っていますが、このレシーバーに普段使うトラックボール以外に、マウス(左側)を登録してあります。
そのため、トラックボールに不具合が発生した場合でも、マウスの電源を入れればすぐに使えるようになっています。
さらに、無線接続自体にトラブルが発生する可能性もありますので、いざというときのために有線接続のマウスも用意してあります。
キーボードについては、無線接続のものは打鍵時の感触で気に入るものがなかったため有線接続のものを使用しています。
そのため、壊れたときにすぐに代えられるよう予備のキーボードを準備してあります。
デスクトップパソコン・ノートパソコンに限らず、予備のキーボードがないと、キーボードにトラブルが発生したときに、キーボードの故障かOSなどソフト側の問題か切り分けができません。
そのため仕事でパソコンを使うのであれば、予備のキーボードは準備しておいた方がよいでしょう。
パソコンのデータなどは、壊れてしまうと回復できないためバックアップを取っている方は多いと思います。
ところが、毎日のように使っている入力機器については、
「壊れたら買替えできるから」
ということでバックアップ手段をあまり準備されていない方も多いかもしれません。
いざトラブルが起きてしまうと、近くのお店まで買いにいったり、ネット注文したものが届くまで待たないといけないなど、時間のロスが発生してしまいます。
リカバリーできないほどのロスではないかもしれませんが、安いものでも準備しておけば、こうしたロス時間を大きく減らすことができます。
トラブルを事前に想定・想像することが大事
今回まとめた内容については、過去に何度もトラブルを経験することで、少しずつバックアップ体制を整えてきました。
とはいえ、トラブルを経験する前に準備ができれば、無駄な時間を使わなくてすみます。
完全に機器が壊れてしまうというトラブルでなくても、日常の中で入力・操作時の反応が悪かったりする経験はみなさんお持ちではないでしょうか。
そうしたときに、
「もしこのまま壊れてしまったら、仕事が止まってしまうのでは?」
と想像できるかどうかは大事です。
そうした状況を想定できれば、あとはその状況に対してどのような対策を準備するか、ということを考えるだけです。
日常の中で起きる小さなトラブルから、起こりうる可能性を想像する。
そうしたことを積み重ねていけば、将来のトラブル発生時に受ける影響を小さく抑えることができます。
日常的にパソコンを仕事で使われている方であれば、手始めに予備のキーボードとマウスを準備するところから始めてみてはいかがでしょうか。
投稿者
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大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。
40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。
中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。
現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。
さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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