ひとりで仕事をしていると、「今日は仕事したくないな」と思う日もあったりします。周りの目がない中でモチベーションをいかにして保つか、そんなことを考えてみました。

周りの目があるだけで仕事がすすむときもある

会社に勤めている頃の話ですが、

「あー今日だるいなあ、仕事したくない」

と思う日がときどきありました。

かといって、「仕事したくないので早退します」というわけにもいきませんし、何もせずにぼーっとしているわけにもいきません。

周りの方は皆さん当然仕事していますから、監視されているワケではありませんが、やはり周りの目というものは気になるものです。

そうすると、イヤイヤながらも何か作業を始めるわけですが、始めてしまうと意外と進むということもあるものです。

このように組織で働いていると、周りの目を気にしてムリヤリにでも仕事がすすむということがあります。

一方、ひとりで仕事をしていると、この周りの目がありませんので、強制的にやらざるを得ないような状況に追い込まれることがありません。

仕事をしないとお金は入ってきませんので、周りの目がない状況で、いかにしてモチベーションを保つかということが大切になってきます。

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モチベーションが落ちないようにするための工夫は?

日々の仕事の中で、モチベーションが落ちないようにするために私が行っている工夫をまとめてみます。

仕事を始めるときのスイッチの入れ方を決めておく

私だけかもしれませんが、仕事始めの段階で「仕事するぞ!」というモードに入り損ねてしまうと、その日一日リズムに乗れずに仕事が進まないことが良くあります。

そのため、スムーズに仕事を開始できるようにすることを意識しています。

具体的には、朝の最初にやるべきルーチンタスク(その日のやるべきことの確認、自分の経理など)を決めて必ずそこから始めるようにしておきます。

これがきちんと習慣になると、このルーチンタスクをした後は、その日の仕事が始まるという気分になりますので、スムーズに仕事を始められます。

気をつけないといけないのは、

  • 手をつけるのをためらうことを最初のルーチンタスクにしない
  • メールチェックなど、作業時間が読めないものを最初のルーチンにしない

という2点です。

朝メールチェックから仕事を始める方も多いと思いますが、大量のメールをチェックしたら30分以上経っていたということでは、スムーズに仕事を始められませんので、個人的にはオススメしません。

ちなみに昼食を食べた後のリスタートもしんどいものです。そのため、朝だけでなく、午後一番のルーチンタスクも設定しています。

プライベートの予定は先に入れてしまう

終日潰れるような予定は、私もなかなか入れられないことが多いのですが、子どもの送り迎えなどの予定は先に予定に入れてしまいます。

こうすることで、仕事に使うことのできる時間が制限されるため、どうしても仕事せざるを得ない状況に追い込むことができます。

ただこの方法をきちんと機能させようとすると、その日の仕事時間の見積りが欠かせません。

そのため私はTaskChuteCloudというサービスを使って、その日一日の主なタスクにかかる時間をすべて見積もるようにしています。

TaskChute Cloud | 時間の使い方が変わるツール

先に入れたプライベートの予定をこなすために、あとどれだけ時間を使うことができるか。その時間の中でそれぞれの仕事にどれだけの時間をかけられるか。これらが見えるようになるだけでも、かなり意識は変わります。

お客さまに対する締切りを決めて、事前に伝える

締切りが決まっていると、それに合わせてなんとか仕事しようとします。一般的に「締め切り効果」と言われるものです。

これを活用するために、お客さまに提出しなければならない資料などについて、たとえ向こうから「いつまでに欲しい」と言われなくても、

「○月×日までにお渡しするようにします」

と伝えるように意識しています。

自分の中で「○月×日までにやろう」と思っても、ついつい先延ばししてしまうものです。

ですから、あえていつまでに提出するかを伝えて、締切り効果を発動させる状況に追い込むようにしているわけです。

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それでもモチベーションが落ちてしまったらどうするか

そうはいっても、どうしてもやる気の起きない日や時期はあるものです。

そうしたときに、意識しているのは、

  • 場所を変える
  • 思い切って休む
  • 人と会って話をする

の3点です。

場所を変える

最初に周りの目があると仕事が進むこともあると書きましたが、これを利用してカフェなど人の目があるところに移動して、仕事をすることがあります(当然、セキュリティには配慮した仕事しかできませんが)。

不思議なもので、周りが知らない人だらけであっても、人がいるだけで多少は何かしないと、という気分になるものです。

思い切って休む

場所を変えてもダメなとき、そんな時は思い切って休むことも必要です。

そうしたときは中途半端に休むのではなく、普段できなかったことをしたりして、気持ちを弛緩させるようにしています。

あまり弛緩させすぎると、元に戻すのが大変ではありますが、

  • 時間を使うことで、そのあと仕事に使える時間を制限してしまう
  • 普段できなかったことをすることで気分転換になる

といった効果が期待できます。

人と会って話をする

場所も変えた、休んでみた、それでもやる気があまり起きない、そんな時期も時にはあると思います。

そうした時に意識しているのは、「人と会って話をする」ということです。

ひとりで仕事をしていると、人と話す機会が減ってしまいますので、いろんな気持ちなど自分の中にため込んでしまったり、他人の話から刺激を受けるという機会が減ってしまいます。

そのためどうしても仕事に対する意欲が戻らない、といったときは人に会うことをオススメします。

ただ注意いただきたいのは、居酒屋でお酒飲みながら愚痴をこぼす、といったことはここではオススメしません。その場では発散できたとしても、モチベーション自体が上がることはあまりありません。

それよりも、刺激を受けられそうな人のセミナーを受けてみたり、相談相手になってくれそうな方ときちんと話をした方がよいでしょう。

特に頑張っている人の話を聞くと、こちらもエネルギーをもらえるような感覚がありますので、そうしたポジティブなエネルギーを発している人と話をする機会を見つけましょう。

 

ここまでひとりで仕事をする中で、モチベーションをどうやって維持するかについて、私が普段意識していることをまとめてみました。

ひとつでも、モチベーションの維持に悩まれている方の参考になれば幸いです。

投稿者

加藤 博己
加藤 博己加藤博己税理士事務所 所長
大学卒業後、大手上場企業に入社し約19年間経理業務および経営管理業務を幅広く担当。
31歳のとき英国子会社に出向。その後チェコ・日本国内での勤務を経て、38歳のときスロバキア子会社に取締役として出向。30代のうち7年間を欧州で勤務。

40歳のときに会社を退職。その後3年で税理士資格を取得。

中小企業の経営者と数多く接する中で、業務効率化の支援だけではなく、経営者を総合的にサポートするコンサルティング能力の必要性を痛感し、「コンサル型税理士」(経営支援責任者)のスキルを習得。

現在はこのスキルを活かして、売上アップ支援から個人的な悩みの相談まで、幅広く経営者のお困りごとの解決に尽力中。

さらに、商工会議所での講師やWeb媒体を中心とした執筆活動など、税理士業務以外でも幅広く活動を行っている。
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